真彩希帆サヨナラ特別番組「あなたが笑顔でいられるように」を見ました
こんばんは西原さおりです
珍しく遅い時間の更新です。
みなさまお変わりありませんか?
今夜ようやく録画していたこの番組を見ました。
ずいぶん出遅れましたが、感想などを記録します。
『真彩希帆サヨナラ特別番組「あなたが笑顔でいられるように」』
2021年4月11日の雪組・東京宝塚劇場公演・千秋楽をもって宝塚を卒業する雪組トップ娘役・真彩希帆のサヨナラ特別番組。
真彩は、2012年宙組公演『華やかなりし日々』で初舞台を踏み、花組に配属になりました。
早くからその歌唱力を発揮し、2014年『エリザベート』新人公演でマダム・ヴォルフ役、2015年『ガイズ&ドールズ』新人公演でアデレイド役を演じるなど印象的な舞台を見せました。
星組に組替え後の2016年宝塚バウホール公演『鈴蘭-思い出の淵から見えるものは-』では、エマ役で礼真琴の相手役、同年の大劇場公演『桜華に舞え』では愛奈姫、新人公演で竹下ヒサ役を務め、2017年宝塚バウホール公演『燃ゆる風 -軍師・竹中半兵衛-』ではいね役で七海ひろきの相手役を務めるなど、星組には欠かせない存在となりました。
その後、雪組へと組替えになり2017年望海風斗の相手役として雪組トップ娘役に就任しました。
『ひかりふる路~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』マリー=アンヌ、『ファントム』クリスティーヌ・ダーエ、『20世紀号に乗って』リリー・ガーランド、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』デボラなど、数々の舞台で活躍。
ラストステージは『f f f -フォルティッシッシモ-』謎の女役。
番組では、真彩のこれまでの舞台を振り返り、ロングインタビューと舞台映像で綴ります。
また、真彩の希望で、星組時代の縁の深い二人とのコラボレーション企画も。
是非、お見逃しなく!
まあやちゃん(真彩希帆さん)と言えば、今の宝塚を代表する歌姫。
そしてトップコンビとしては繊細なのぞ様(望海風斗さん)と、明るく男前なまあやちゃん、という印象を持っていたのです。
ですが、この番組を見終わった今、まあやちゃんもとても繊細な歌姫なのだなと認識を新たにしました。
考えてみれば当然ですよね笑
繊細でなければあんな緻密で美しい…まさに繊細な表現ができるわけないですから。
まあやちゃんの言葉で言うところの「鎧」を幾重にも着込み、繊細な本質を必死で守っていたのかもしれません。
ファンとして幸せだなと思うのは、最後の鎧も全部はずれたと、本人の口から聞けたことです。
そこまで導いてくれたのがのぞ様というのも本当に嬉しいです。
番組内のコラボ企画、超超超素晴らしいです!!!よね!!!
小桜ほのかちゃん、天彩峰里ちゃんとまあやちゃんが中島みゆきさんの『糸』をレコーディングしたのです。
元星組の歌うま娘役トリオですよね。
ほのかちゃんは今も星組で、じゅっちゃんも宙組でがんばってますけど、星組時代から本当の姉妹のように仲良しなのだそう。
今回まあやちゃんが望んでの企画だと思います。
二人に最大限のエールも込めて。
そのできばえは本当に素晴らしくて、美しくて、本当に泣きました!
少しだけ書きますと、主旋律をまあやちゃんが軽~~く歌い、ほのかちゃんとじゅっちゃんも軽くコーラスを重ねていると思われるのですが、これが軽さも含めて絶品なのです。
何度でも聞きたいし、聞く度に、聞けば聞くほど癒やされて、それこそ鎧も外れてしまいそうな歌声であり響きでした。
番組をご覧になれない方も、きっとTCAから発売になると思うので楽しみになさっててください
こうして過ごしているうちに、卒業の日はどんどん近づいてきますね。
わたしはどうやらあと2回、生観劇できそうです。
早く観たいけど、日々が過ぎてゆくのが怖くもあります。
ただ変わらず思い続けているのは、どうか千秋楽までご無事で。ということです。
そのためにわたしたちもそれぞれの場所で精一杯気をつけて、元気で過ごしましょうね
ではではみなさまごきげんよう
いつだって小さなシアワセがあなたをホッとさせてくれますように。
さおりでした
ナレーター・声優・朗読愛好家
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Source: ナレーター・声優 西原さお莉の小さなシアワセ