きよの漫画考察日記2398 名探偵コナン第6巻

まずは「江戸川コナン誘拐事件」の続きから。コナンを誘拐した謎の仮面の男の正体は…

工藤優作!

まぁ言うまでもなく名前のモデルは探偵物語の主人公工藤俊作と、それを演じた松田優作ですわな。

そして工藤優作の声は田中秀幸。これはもう説明不要ですよね、ドカベン山田太郎でありガンダムではウッディ大尉、ロベルト本郷でもありテリーマンでもあり、流れ星銀のベンであり聖闘士星矢のアイオリア、タッチでは柏葉英二郎、めぞん一刻では惣一郎さんだしCITY HUNTERでは槇村秀幸、北斗の拳ならファルコ、男塾なら大豪院邪鬼、スラムダンクなら小暮くん、ONE PIECEならドフラミンゴ、アカギの市川、そして今ではあのマスオさんの声を引き継いでいる名優中の名優です。今のマスオさんの声ってテリーマンと同じなのか…

そして母親も登場。

峰不二子クラスの変装じゃんかw

そんな母親工藤有紀子の声は島本須美。この人も有名ですよね、小公女セーラでありめぞん一刻の管理人さんであり、カリオストロの城のクラリスであり、もののけ姫のトキであり、そしてしょくぱんマンでもありナウシカでもある。経歴がエグいよな…

そんなわけで海外に戻る両親。

1000万貰えるなら子供の1人や2人育てるのも全く問題ないですよね。お金だけじゃない部分もあるでしょうが、それでもやっぱりお金があれば子育ての苦労なんてなんとでもなりそうだもんなぁ…

次は「骨董品コレクター殺人事件」殺される骨董コレクターはこの人。

お金持ちが若い嫁を貰う、そのオチはこうなると分かっているのにねぇ…

つーわけで浮気している奥さん。

週3とは、奥さんまだまだ元気ですなwww

そして渦中の奥さん登場。

稲子さん、34歳のわりには老けてませんかねwそもそも「稲子」って名前がもうおばあちゃんの名前だし。でもこんな人に限って週3で浮気するような強い性欲の持ち主というのもなんか分かる気もしますw

さて容疑者の掌から職業を推理するコナン。

確かに刀の扱いで一番難しいのはサヤに納める瞬間でしょうな。忍者みたいにサヤを背中に背負うタイプならなおさらだとも思いますね…

さてここで遺体の違和感を発見する蘭姉ちゃん。

野球やゴルフなら右打ちの人間は間違いなく右手が前になります。ただ、剣道に関してはどちらが前でもやれそうな気はしますけどね。違和感はあるけども、例えば片手面とかする時には右手が下の方があんがいやりやすそうな気もするもんな…

さてさて、早々と推理の時間へ。

こめかみに麻酔針なんて撃ち込んでたら下手したら死ぬのではw

さてコナンくんが気になったのは、犯人が残した留守番電話でした。

そもそも留守電にメッセージ入れるって事、めちゃくちゃ少なくなりましたよね。昔はよく使ってましたけど、メール残しておく方が確実だしねぇ…

さて犯人が部屋中に刀傷をつけたのは、ダイイングメッセージを隠すためでした。

刀傷を隠すなら刀傷の中、まぁ分からんでもないですが…問題点もあります。①被害者はそもそもこんなダイイングメッセージを残せるくらいなら刀で反撃できたでしょ②犯人は自分の背後でこんなメッセージをガリガリ彫られてるのに気づかないってどーゆー事なの③そもそもこんな証拠残らないように建物ごと燃やしちまえばいいのに。

次の事件は「消えた死体殺人事件」結構重要なアイテム登場。

トランシーバー内臓発信機、こんなの子供時代にあったら楽しくて仕方なかったでしょうな。つーか日本でも早く導入すべきだと思いますよ、全ての子供達に発信機持たせる制度を。

さて死体が忽然と家の中から消えたというこの事件。

この寝てる兄が死体だったというオチ。まぁ寝てる人と死体の区別は付きづらいというのも分かりますけどね。正直電車で隣に座ってる人が死んでたってまぁ気付けないでしょうし…

つーわけで殺した兄と一人二役を演じていた弟。

このトリックには一つ問題点があります。それは「なぜこの弟は都合よく「つけ髭」を持っていたのか」という点です。計画的にではなく咄嗟に兄に変装したというのであれば、このつけ髭の出どころが納得できませんねぇ…

そして兄が生きているように偽装した決め手は「留守番電話」

名探偵コナンには留守番電話を使ったトリックが相当数登場してます。ということはそこまで留守番電話が世の中に普及したということでもありますね。俺も家に初めて留守番電話が来た時は興奮したのを覚えてますよ、凄い発明だと思ったもんなぁ…

さて弟が兄を殺した動機とは…

兄弟の関係というものも子供の頃はいいと思うんですが、大人になった後の兄弟関係ってこじれていくような感覚もありますね。「血よりも濃いものはない」とも言うけれども、血が繋がっている=関係良好ということにはならないのが難しいところですね…

次は「天下一夜祭殺人事件」この刑事が登場。

横溝参悟!

ここでは埼玉県警所属ですが、この後は全て静岡県警所属で登場する横溝刑事。実際には警察の内部でこんな異動はあり得ないはずですけどね。

そんな横溝刑事の声は大塚明夫。ONE PIECEの黒ひげであり、BLEACHの京楽隊長であり、紅の豚のミッキーカーチスであり、Fate/Zeroのライダーであり、HUNTER×HUNTERのウボーギンであり、ジョジョの奇妙な冒険のワムウであり、刃牙の範馬勇次郎だそーですが…そんなのどうでもよい。最も重要な事はこの人が二代目次元大介だという事です。「声優の引き継ぎ」というのは難しいとは分かってますが、次元大介だけは失敗しないで欲しい。ここ失敗するとルパン三世という作品自体が崩れちゃいますからね…

さて今回の事件は、最初から犯人が分かっている上でそのアリバイを崩していくスタイル。

このトリックはニブい俺でもすぐにピンと来ましたね。写真を使ったトリックっていうのはヒネリを効かせにくいですからねぇ…

そして現場の違和感を突き詰めていくコナンくん。

犯人や犯行方法が既に視聴者に分かっている事を前提に、逆に犯人を追い詰めていくスタイル、いわゆる「倒叙ミステリー」というスタイルをここで名探偵コナンでも初採用。このスタイルが面白いというのは古畑任三郎や刑事コロンボが面白かったことからも間違いありません。容疑者Xの献身とかもそーですわな。ただこのスタイルは通常のミステリーのように視聴者に驚きを与えることは難しいですからね、逆に脚本や演者の力が問われるのかもしれませんねぇ…

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